先日、ギリシャのアテネに行ってきた。
会社の国際会議が開かれるので、あくまでもそれに参加するのが目的。
ただ会議自体は木曜日終日で、金曜日が移動日のような感じだったので
日曜日にフランスに戻ることにして、土曜日にアテネの観光をしました。
(金曜日はホテルで仕事していました)
さて、アテネと言えばもちろんアクロポリス。
土曜日の朝、まずはここに向かう。
階段でアクロポリスの丘を登りきると、
いくつかの門をくぐった先にまず目に入るのが、
パルテノン神殿。
曇りがちの天気で、修復作業中ということもあり
最初は思ったほどの感動はなかった。
それでも紀元前400年前に完成したこの神殿が
それからずっと約2400年もアテネの街、いやギリシャの
重要なシンボルであり続けたということに
凄さを感じる。
またじっと見ていると、やはりこの建築物は美しいことに気づく。
とても調和がとれている。
目の錯覚を利用して、見かけ上完璧になるように
実際の構造は少し歪んでいたり、柱も均一ではないのだが
当時の建築技術、数学のレベルの高さにも驚かされる。
アクロポリスの丘には他にも
エレクティオンや前門、アグリッパの台座、アテナ・ニケ神殿など
古代ギリシャの栄華を物語る遺跡がドサドサある。
本当はギリシャ神話を読んでおくと、
いっそう楽しめるのだと思うが、
残念ながら自分にはそこまでの知識はなかった。