2011年4月30日土曜日

アクロポリス@アテネ

先日、ギリシャのアテネに行ってきた。


会社の国際会議が開かれるので、あくまでもそれに参加するのが目的。

ただ会議自体は木曜日終日で、金曜日が移動日のような感じだったので

日曜日にフランスに戻ることにして、土曜日にアテネの観光をしました。

(金曜日はホテルで仕事していました)


さて、アテネと言えばもちろんアクロポリス。

土曜日の朝、まずはここに向かう。


階段でアクロポリスの丘を登りきると、

いくつかの門をくぐった先にまず目に入るのが、

パルテノン神殿。

曇りがちの天気で、修復作業中ということもあり

最初は思ったほどの感動はなかった。


それでも紀元前400年前に完成したこの神殿が

それからずっと約2400年もアテネの街、いやギリシャの

重要なシンボルであり続けたということに

凄さを感じる。


またじっと見ていると、やはりこの建築物は美しいことに気づく。

とても調和がとれている。


目の錯覚を利用して、見かけ上完璧になるように

実際の構造は少し歪んでいたり、柱も均一ではないのだが

当時の建築技術、数学のレベルの高さにも驚かされる。


アクロポリスの丘には他にも

エレクティオンや前門、アグリッパの台座、アテナ・ニケ神殿など

古代ギリシャの栄華を物語る遺跡がドサドサある。

本当はギリシャ神話を読んでおくと、

いっそう楽しめるのだと思うが、

残念ながら自分にはそこまでの知識はなかった。