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2011年5月4日水曜日

フィロパポスの丘から見たアクロポリス

アテネではリカヴィトスの丘というのが最も高く

確かに眺めもよいのだが、

パルテノン神殿を見るのであれば

フィロパポスの丘のほうが奇麗に見えたように思う。


丘に登る入り口のあたりは、

僕が行ったのが夕方だったためか

どことなく薄暗く、一見するとちょっと怪しげな人たちが

たむろしており、気味悪さもあったのだが

そこを越えると、あとはひたすら登るだけ。

15分も登るとみはらしのよい場所に出る。

曇ってはいるけど、わずかに夕陽にさらされるアクロポリス。

当時はここが世界の中心だったのだ。


今のギリシャは、経済という面では

世界のお荷物になっているが、

現在の世界の基盤をつくったのは、まさにこの街と言えるのだろう。

2011年5月2日月曜日

ゼウス神殿@アテネ

古代アゴラを観た後はゼウス神殿に。

かつては104本もの柱があったと言われるこの神殿は

ゼウスを祭るためだったらしい。


ただ、現在残っている柱はわずか15本。


広大な敷地は当時のままだと思うけど

その広さをもてあそぶように立っている柱が

時の長さを物語っている。

2011年5月1日日曜日

古代アゴラ@アテネ

アクロポリスの次に向かったのは古代アゴラ。

ここは昔の市場。ただ実際には市場を越えた存在で

政治、宗教、文化の中心であったらしい。


紀元前およそ450年前、

民主主義が発展したアテネでは弁論術が発達し、

一方で自然科学やそこから生まれた自然哲学も発達した。

その中心的存在が、ここアゴラ。


今となっては、ただの廃墟同然となっている部分がほとんどだけど

ヘファイストス神殿のように、原形を十分に残しているものもある。

この古代アゴラの一角で、ソクラテスがその独特の対話術で

道行く人を混乱させ、それを弟子のプラトンは見ていたのだろう。


彼らが何を語り、なにを考えていたのだろうかは分からない。

ただ、彼らも僕と同じようにアクロポリスの丘を眺めていた事は間違いない。

2400年も前の哲学者と同じものを見ているというのは

なんだかとても不思議な感じだ。

2011年4月30日土曜日

アクロポリス@アテネ

先日、ギリシャのアテネに行ってきた。


会社の国際会議が開かれるので、あくまでもそれに参加するのが目的。

ただ会議自体は木曜日終日で、金曜日が移動日のような感じだったので

日曜日にフランスに戻ることにして、土曜日にアテネの観光をしました。

(金曜日はホテルで仕事していました)


さて、アテネと言えばもちろんアクロポリス。

土曜日の朝、まずはここに向かう。


階段でアクロポリスの丘を登りきると、

いくつかの門をくぐった先にまず目に入るのが、

パルテノン神殿。

曇りがちの天気で、修復作業中ということもあり

最初は思ったほどの感動はなかった。


それでも紀元前400年前に完成したこの神殿が

それからずっと約2400年もアテネの街、いやギリシャの

重要なシンボルであり続けたということに

凄さを感じる。


またじっと見ていると、やはりこの建築物は美しいことに気づく。

とても調和がとれている。


目の錯覚を利用して、見かけ上完璧になるように

実際の構造は少し歪んでいたり、柱も均一ではないのだが

当時の建築技術、数学のレベルの高さにも驚かされる。


アクロポリスの丘には他にも

エレクティオンや前門、アグリッパの台座、アテナ・ニケ神殿など

古代ギリシャの栄華を物語る遺跡がドサドサある。

本当はギリシャ神話を読んでおくと、

いっそう楽しめるのだと思うが、

残念ながら自分にはそこまでの知識はなかった。