もともとはセザンヌの絵でも見よう、
というつもりで行ったのだが、
そこで「午睡」という絵を通して、
がぜんゴッホに興味が湧いた。
ゴッホが絵を描き始めたのは、
実は遅く1880年、彼が27歳の時。
最初はミレーのように暗い色彩で農民の生活を描いていた。
その後1886年にパリに移り、そこで当時全盛だった印象派絵画に出会い、
それまでの暗い色彩から脱却。
その後1888年にアルルに移り、
ここから後に名作となる絵がたくさん生まれる。
しかし、てんかんの発作があったゴッホは
1889年にサンレミの病院に移る。
ここでも精力的に絵を描き、
独特のうねりや渦が強く現れるのもこの頃。
そして1890年にパリ郊外のオーヴェル・シュル・オワーズに移るも
間もなく自殺。
彼が画家として活動していたのはわずか10年。
その間に900枚点の油彩、1100点のデッサンをした
ゴッホはやはり炎の画家、という表現がふさわしい。
ちなみに生前に売れたは一枚だけだったとか。
そんなゴッホの作品を見に
オランダにある2つの美術館に行ってきました。
クレラー・ミュラー美術館と
アムステルダムのゴッホ美術館です。
ゴッホの人生はここのサイトに分かりやすくあります
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