2011年5月16日月曜日

ゴッホを求めてオランダへ

2010年7月にオルセー美術館に行ったときのこと。


もともとはセザンヌの絵でも見よう、

というつもりで行ったのだが、

そこで「午睡」という絵を通して、

がぜんゴッホに興味が湧いた。



ゴッホが絵を描き始めたのは、

実は遅く1880年、彼が27歳の時。


最初はミレーのように暗い色彩で農民の生活を描いていた。

その後1886年にパリに移り、そこで当時全盛だった印象派絵画に出会い、

それまでの暗い色彩から脱却。


その後1888年にアルルに移り、

ここから後に名作となる絵がたくさん生まれる。


しかし、てんかんの発作があったゴッホは

1889年にサンレミの病院に移る。

ここでも精力的に絵を描き、

独特のうねりや渦が強く現れるのもこの頃。

そして1890年にパリ郊外のオーヴェル・シュル・オワーズに移るも

間もなく自殺。


彼が画家として活動していたのはわずか10年。

その間に900枚点の油彩、1100点のデッサンをした

ゴッホはやはり炎の画家、という表現がふさわしい。

ちなみに生前に売れたは一枚だけだったとか。


そんなゴッホの作品を見に

オランダにある2つの美術館に行ってきました。


クレラー・ミュラー美術館と

アムステルダムのゴッホ美術館です。


ゴッホの人生はここのサイトに分かりやすくあります

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