2010年8月29日日曜日

イスタンブールという街

クシャダスからイスタンブールへ戻ってきたのは土曜日の夜。

イスタンブールを離れたのは月曜の夜だから
5日ぶり。戻ってきてなんだかほっとしました。
慣れない国の移動は緊張しますね。

さて、そんなイスタンブールは自分にとって、
上海と同じくらいの発見だと思う。

2004年に上海に行ったときには、
たった飛行機で2-3時間という距離に
大きく異なる文化を有する大都市があったことに
衝撃を受けたわけだが、
今回もヨーロッパの端ではあるものの
ロンドンやパリとは異なる文化を有する
この街に衝撃を受けています。

自分の歴史感、視野が狭かったことを
実感します。

またアジアとヨーロッパの境というのも
なんだか旅情を高めてくれます。

写真は新市街にあるガラタ塔から見た
旧市街。
正面遠くの左にアヤソフィア、
そのすぐ横にブルーモスクが見れます。

また是非訪れたい街です。

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クシャダスのスターバックス再び

前日に引き続き来ちゃいました。
このスタバ、本当に素敵。

海辺の席に座り、波の音を聞きながら
ふと海をのぞき込むと、
魚がたくさん泳いでるのが見えます。

時間が経つのを思わず忘れます。
しかも空いてるんだよなあ。

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クシャダスのビーチ

島に続く埠頭の入り口にあるビーチ。
300円ほどでデッキチェアとパラソルが借りられます。

僕が借りたのは埠頭沿いのデッキチェア。
下は木のデッキなので、砂がつくことはない。
奥には海に入れる階段と、飛び込み台があります。

ちなみに奥から海に入ると、下は岩場ですが
足が届かないほど深いです。
水はすごく透明。
海底も楽々見えます。
ちょっと潜ると魚が手に届く距離にいます。

とっても静かで心底のんびりできます。

最初、クシャダスは大したことない町だなあ
と思っていましたが、このビーチとスタバで
一気に印象が変わりました。
ちょっと騒がしいけど、日常を忘れられる
よいリゾート地です。

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Starbucks@Kusadasi

今や世界中にあるスタバ。
そのほとんどなんて、もちろん行ったことは
ないのだが、
上海の濱江大道にあるスタバは、僕の中では
立地No.1です。
ここから見える外灘は、夜はもちろん昼も格別で
よく週末の午前中は本や雑誌を持って
ここでのんびりしてました。

そこに匹敵する立地のスタバなんてないだろうな、
などと思ってたら、
このクシャダスという港町にありました。

港の一角に位置し、テラスの横はエーゲ海。
水はめちゃくちゃきれい。
時々魚の群れが海面を飛びます。

視線の先にはギュウェルジン島。
そしてこのテラスは西に面しているので
ちょうどこの島に沈む夕陽が見れます。

日が沈んだあとも
港町独特の光がとてもきれいです。
柔らかい風も気持ちよいです。
時々コーランが聞こえますが(笑)

ちなみに日本のスタバの立地で言えば
京都の鴨川沿いのスタバかなあ。

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エフェス遺跡

クシャダスからローカルバスに揺れること
20分ほどで、エフェス遺跡に行けます。

エフェスはローマ時代に、トルコの西半分を
支配していたアシアの中心都市。
非常に栄えており、プラトン、クレオパトラ、聖ヨハネや聖母マリアも訪れていた。

確かに遺跡は広大。劇場や神殿、集会場に
大通り。じっくり見ると軽く半日はかかる。
カメラ、ガイドブック、ローマの歴史の参考書、
オーディオガイドと、歴史マニアの出で立ちで
回りました。

写真は図書館。
遺跡は素晴らしかったし、いろいろ持ち込んだだけあり
勉強になったことは間違いないのだが、
とにかくこの日は暑かった。
38度くらいあったらしい。

屋外の遺跡なので日陰は少ない。
一方、観光客は多いので、日陰の奪い合い。
ツアーなどでは、ガイドの説明を日陰で
聞こうと、木の下などに人が集中。

僕も10時過ぎから13時頃までいましたが
水を1.5Lほど消費。。。
遺跡は真夏に行くものじゃないですね。

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トルコのバスについて

トルコは広い。
国土の面積は日本の倍ほどあるわけで
見所も点在しているので
どうしても長距離の移動が必要となる。

飛行機や鉄道など手段はいろいろあるのだが
日程や時間を考慮して今回は結構バスで移動した。
○ イスタンブール→カッパドキア(10時間ほど)
○ カッパドキア→パムッカレ(これも10時間ほど)
○ パムッカレ→クシャダス(4時間ほど)

値段も3000円ほどと安いし
乗りこごちもよいと聞いていた。
あと、ちょっとバス旅行に憧れている自分もいた。
これは「深夜特急」によると思うが。
いずれにしても、こういう旅は若いうちの方が
ふさわしいだろうと、もう決して若くはないのに思い
今回の旅に至ったわけである。

確かにトルコの長距離バスの環境はすごいと思う。
比較的大きい街には必ずある、
オトガルというバスステーションに行くと
いろいろなバス会社が、様々なルートの
切符を販売している。

A社ではそのルートを扱ってなくても
扱ってる他社を簡単に教えてくれるし
切符も窓口で簡単に買える。

バスに乗ると、車掌のような人が
キャビンアテンドさながら
水やお菓子、コーヒーなどを振る舞う。
座席の前には液晶画面があるバスもあった。
ヘッドホンもついてるので
テレビも見れるし、USBの差し込み口が
ついてるので、自分で用意した映画や音楽も
聞けるようだ。
2-3時間おきにサービスエリアに寄るし
その時にはバスの洗車もするので
バスは想像していた以上にきれい。

こういう状況なので確かにバス移動は
悪くないと思う。
ただし、それはやっぱり4時間位が限界かなと。

今回夜行バスを2回乗ったが
さすがにこれはきつかった。

最初、トルコのバスは快適と聞いていたので
東京-大阪の深夜バスのように
3列シートか、なんて期待もしていたのですが
実際には学生時代に経験があるだろう
スキーに行く深夜バスと一緒。
さすがに隣に人がいるとしんどい。
窮屈でなかなか眠れない。

おまけに深夜にめちゃくちゃ冷えるのです。
外も寒いからというのはあるのですが
空調も強め。
暖かい服はあまりなかったので
それを総動員しても寒い。

パムッカレに移動するときには
寒さからかお腹は痛いし、頭痛はあるし
ちょっと車酔いで気持ち悪く
「停めてくれないか」とお願いしようかと
本気で思った。

結果的にはそのような状況が15分ほど
続いた時点で運よくサービスエリアに
入り、事なきを得たわけですが、
「深夜特急」でもこのようなシーンがあり、
「あー、今俺まさに同じ状況。。」
などと変にうれしかったりもするも
あちらは確かこの状況が数時間ほど
続いていたはずで、
自分ももしかすると、そうなったかと思うと
やっぱりバス移動はしんどいなあ、
と思うわけです。

クシャダスに行く4時間は
16時発なので、そのような心配はなかったものの
まだ日が高く、暑いトルコ。
車内もものすごく暑い。
おまけに最初、一人で2席を必要とする
大きな子供が、ファンタの1.5Lペットボトルを
片手にとなりに座っていたもんだから
ますます暑い。。

途中で空いてる席に彼が移動して、
クシャダスにつく頃には
だいぶ車内も涼しくはなったのですが
これはこれで疲れました。

バスで移動した日の夜は
本当よく眠れます。

いい経験ですが、次回はバス移動はしないだろうなあ。
僕は沢木耕太郎のようにはなれないようです。
彼を尊敬します。

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パムッカレ温泉プール

パムッカレの石灰棚に流れている温泉、
ようするにすごい規模のかけ流しな訳だが
最近は湯量がすくないとのことで
石灰棚に湯を流すのは夏の日中のみ。

この石灰棚のすぐ隣にあるのが
パムッカレ温泉プール。
古代遺跡がごろごろしている場所に
温泉が流れ込み、水着で入れます。

湯温35℃とちょっとぬるいですが
こちらは湯量の心配はないようです。

ただ物珍しさも手伝って
けっこう混んでます。

また、思った以上に深いところもあって
けっこうビックリしたりします。

入り口には、温泉の組成もちゃんと
書いてありました。
効果効能は分かりませんが、
久しぶりの温泉ということで
疲れをとろうとじっくりつかってみました。

ちなみに源泉がわき出てくるところは
本当に澄んでいて、飲めるように
簡易ポンプが設置してあり
けっこうたくさんの人がペットボトルに
温泉を汲んでいました。

話は変わりますが
ここに入っているとき、チベットの羊八井にある
温泉プールを思い出しました。

標高4000mほどにあるこの温泉、
普通の屋外プールなのだが
ちょっと泳ぐと酸素の薄さに
すぐバテます(笑)
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パムッカレの石灰棚

カッパドキアから深夜バスで10時間ほど。
さすがに疲れました。。。

でもそれもここに来たあとはよい思い出です。
有名なパムッカレの石灰棚です。

石灰棚で出来た斜面の所々に
天然のプールみたいな水溜まりがあり、
中は温泉です。
とはいっても熱くはない。
ぬるいといった感じ。

大きさはまちまちですが、大きいのになると
一番深いところで腰くらいまでの深さです。

一面真っ白な中に、やや緑がかった乳白色の水面が
きれいです。
水着だと入ったり、泳いだり、滝にように打たれたり
非常に楽しめます。

ただ、僕は四川省の黄龍の方が好きだな。
あっちは水の中に入れないけどね。
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2010年8月28日土曜日

伝統文化と近代化

ツアーに参加すると、地域の伝統文化の紹介、
あるいはお土産屋といった方がよいかもしれないが、
につれていかれるのは、どの国も一緒。

カッパドキアの場合、2日間のツアーで
陶器、鉱物、絨毯と行きました。

なかでも絨毯は意外に面白く
技術的な素晴らしさ、柄の美しさなどもあり、
買いそうになりました。
ただ、絨毯ってそれなりの大きさの部屋を
必要とするし、
何よりも高い!
いいなと思うものは10万円をくだらない。
(日本で買うともっとするらしいが)

写真は絨毯の作成の様子。
一畳くらいの絨毯、シルクで目の細かいのは
半年以上かかるとのこと。

地元のおばさんと思われる職人が
手先も器用にゆっくりと絨毯を織り込んでいく。
昔ながらな手法で伝統文化を守っている。
それでもみんな足元には携帯電話。
メールが来ると手を止めて、携帯を確認。

この流れは止められないんですね。

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ウチヒサル

カッパドキアにはいくつかの町があるのですが
宿泊したのはウチヒサルと言う町。
小さいけれども、とても雰囲気のある町で
天然の岩を利用した要塞があります。

写真はちょうど夕日を浴びる要塞。
日が沈むにつれ赤みが増していく様子を
ずーっと眺めていました。

この日は洞窟ホテルに宿泊。
できたばかりということで、知名度がなく
客は僕一人。
静かにぐっすり眠れました。

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夕陽が映えるカッパドキア

カッパドキアの夕方は綺麗だとは聞いていたけど
確かになかなかのものでした。

土の色だと思うのですが
夕方になると全体がオレンジ色に
輝きます。

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デリンクルの地下都市

その発祥には不明な点が多いらしいのだが
どうやらアラブ人から逃れたキリスト教徒が
住んでいたとされるのが、ここの地下都市。

驚くほど内部は深く、地下5-6階まであります。
1万人以上がここで暮らしてたらしい。
部屋はそれなりに広く、教会や学校なども
あるのだが、それぞれを繋ぐ通路は狭く、
腰を屈めないと通れないところもたくさん。

電球はあるものの、迷路みたいで、
どこを歩いたのかがすぐに分からなくなす。

上を塞がれたらどうしようなどと考えたりすると
閉所恐怖症と言うものを実感できる。

外は猛暑で、この中はとてもひんやりしているのだが
このときばかりは、出たときの明るい太陽が嬉しかった。

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カッパドキアの洞窟

奇岩が多いカッパドキアだが
4世紀頃には、この岩に洞窟を掘って
人が暮らしていたらしい。

どうやらそれはキリスト今日の修道士であったらしく
洞窟の中には教会があり、
普通の教会同様に天井や壁に
フレスコ画が残されている。

写真はそれを見に行く僕たちツアー。
こういうところをぐんぐん上っていきます。

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ウフララ渓谷

カッパドキアの観光では
結構有名で、ツアーに組み込まれていることが
多いのがウフララ渓谷散策。

確かに遠くて、個人では車を借りるしかしないと
いけないかな。

こういう渓谷を3kmほど歩きます。
両側の崖にはところどころ
岩をくりぬいてつくられた教会があります。

渓谷自体は普通だけど
カラッカラに乾燥している
カッパドキアでは貴重なのかも。
それにしても暑かったー。

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カッパドキアのキノコ岩

カッパドキア滞在は2日間。
両日とも現地のツアーに参加しました。

初日は南側の見学、2日目は北側の見学。
カッパドキアは広いので、
自分でまわろうと思っても車などを借りない限り、
見所を絞って歩くしかない。

最初は自分で歩こうかなと思ったのですが
結果的にはツアーに参加してよかった。

というのも、直射日光を遮るものが
ほとんどなく、灼熱の中、一日中歩くのは無理。

写真はパジャパー地区にあるキノコ岩。
このあたりは火山の影響で
地層の中に火山灰と溶岩が固まった
柔らかい層と固い層があり
河川の影響で、固い層より先に
下の柔らかい層が削られると
こうなるらしい。

さらに下の柔らかい層が削られると
上の固い層を支えられなくて
固い層が落ちてしまうとのことです。

なんだかかわいいですね。
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2010年8月27日金曜日

旅情溢れる街イスタンブール

シャネルの香水No.5のCM。
おそらく去年のバージョンで
主演はオードレー・トゥトゥ(あってるかな。。。)

YouTubeでも見られると思うのですが
イスタンブールに来て、妙にこのCMが
頭の中で流れます。

オリエント特急と思われる
寝台列車の中ですれ違う男女。
おたがい気になるのだが、気になるだけで
列車はイスタンブールに到着。

オードレー・トゥトゥは駅から
フェリーに乗り込む。

フェリーで写真を撮っていると
偶然すれ違う船の上の彼を撮っていた。

イスタンブールを離れる日、
イスタンブールの駅で二人はとうとう出会う。どこはかとなく漂うオリエントの香り。

こういう内容なのですが、
この舞台がしっくりくるのはこの街以外に
ないでしょう。

アジアとヨーロッパの境。
イスタンブールにはアジア側と
ヨーロッパ側の両方に
駅があり、それぞれが終着駅。
そこからはフェリー乗り場がすぐ。

フェリーを、特に旧市街に降りると
喧騒とモスク、粗っぽい運転、
トルコやイスラムの人たち
時間によっては大音量で流れるコーラン、
訳のわからない言葉での呼び込み。

日常の生活にはどれもないものばかり
でも駅に行けば日常があるウィーンまでは
直通電車で48時間ほど。

近いようで遠い、でも確かに繋がっている。

シャネルのCMといい、
沢木耕太郎の深夜特急といい、
様々な舞台として登場するこの街は
まさに旅情溢れる街のように思います。

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2010年8月26日木曜日

アジア側のイスタンブール

写真はアジア側から見た旧市街。
フェリーにのってアジア側に渡ってみたのだが
「アジア側」ということでなんだか、
喧騒があり、ちょっと汚いのかと思ってた。

ところが行ってビックリ。
アジア側はとてもきれい。
海峡沿いに旧市街が見えるレストランが点在し
クルーザーのハーバーがある。
ビーチではないのだが、岩場から
地元の子供たちが海に飛び込んでいる。

対岸にはブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿。
贅沢だなあ。
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チャイ

トルコといえばチャイ。
紅茶ですね。

写真は普通のチャイですが
アップルチャイが美味しいです。

茶のことをTで表現する国
イギリスやフランスのTeaやTheと
Cで表現する国
中国や日本の茶とあると
深夜特急に書いてありました。

チャイはCなので、アジアよりなんですね。

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2010年8月24日火曜日

フェリーにのって

イスタンブールは地形的には香港に近いと思う。

街を分断するように海峡、湾が存在している。
それを簡単に行き来することを可能としているのが
フェリー。

市民も日常的に利用しているこのフェリーは
航路も多く、値段はやすい。
対岸に20分ほどで着くのだが
この海上から見るイスタンブールもなかなか。
ちょっとしたクルーズ気分が味わえます。

香港もそうだし、上海も黄浦江を渡すフェリーがある。
上海にいた頃はフェリー乗り場の近くに住んでいたこともあって
ふらっと乗りに行ってた。
特に対岸に用事もないのに。
だから行って、そのまま戻ってくることもあった。

こういうのがある街が好きだなあ。

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鯖サンド

ガラタ橋のふもとで、やたらこの鯖サンドを売っています。

鯖を開いて鉄板で焼いて
その身をレタスと玉ねぎと一緒にパンに挟みます。

鯖とパン、最初はどんな組み合わせなんだと
思いましたが、意外に病み付きになります。
屋台の回りの香りもいとよろし。
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2010年8月22日日曜日

アヤソフィアで感じるもう一つの歴史

ビザンツ建築の最高傑作と評される
アヤソフィア、
まさにその通りだった。

外側だけを見ると、ブルーモスクの方が
美しいのだが、アヤソフィアは中が圧巻。

ちょっと工事中ではあったが、
その凄さはひしひしと体に伝わってきた。

長い年月を経たものしか発し得ない独特の質感、
美しいモザイク、壁や天井の装飾、
燭台、スケール、存在感、空間、
どれもが素晴らしく、まさに完璧。
1500年以上という歴史が
ものすごくリアルに伝わってくる。

西暦325年、コンスタンティヌス帝が
建築を始めたとき、ここはローマ帝国。
その後東西に別れたローマ帝国の
東側の中心として、そしてその後は
セルジューク朝、オスマン朝と
発展していく。

日常では、海外というとアジア以外では
西ヨーロッパ、そしてアメリカということが
ほとんどで、それは要するに西ローマ帝国側の
延長だと思う。

ルネッサンスや印象派の美術、
ゴシックやロマネスク建築
ひいては経済など、世界を引っ張ってきたというと大袈裟だが
世界の発展は西ヨーロッパの発展だった
ように思っていた。

だから都市で言うと、パリやローマ。
その街が放っている、歴史のオーラは確かに強い。

ところがここ、イスタンブールの放つ
オーラもすごい。

西ローマ帝国の崩壊後、
西ヨーロッパが自分達の文化を
洗練させていく一方で、
東ローマ帝国の中心として、
ローマより長くに渡り発展し、
アジア文化との融合を経るという、
なかなか歴史の表とは認識されにくい
言わば裏歴史が、
まぎれもない真実であったこと
そして、イスタンブールがパリやローマ同様、いやそれ以上に
歴史という存在感を放っていることを
体に感じた瞬間でした。

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2010年8月21日土曜日

ブルーモスク

イスタンブールと言えばイスラム寺院。
ここブルーモスクはイスタンブールの象徴です。

6本のミナーレ(尖塔)に囲まれた
丸天井のドームは、本当にきれいです。

西ヨーロッパの建物に比べて
曲線が多いのかな。

あー、イスタンブールに来たんだと
実感。

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2010年8月20日金曜日

夏休み

ちょっと遅めですが、今日から夏休み。
これからトルコに行ってきます。

ただいま空港。

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2010年8月16日月曜日

Playa de ses Illetes

ここのビーチは本当にすごいです。
実はイビザ島ではなく、イビザ島のちょっと南に位置する
Formenteraという島にあります。

イビザからFormenteraまではフェリーで30分、
そのあと原付をレンタルして
走ること20分くらい。
島の北に突き出ているちょっとした半島に
このビーチはあります。

実はここに着いたときには天気が悪く
風も冷たく、雨が降っていた。
近くのレストランに避難して、
少し天気がよくなったと思い、
外に出てもまたすぐに雨が降る。

風が吹いてくる方を見てもどんよりした厚い雲。
「あーあ、今日はダメかなあ」
なんて思いながら、冷たい風を避けるために
砂浜にじぶんがすっぽり隠れられるような
穴を掘り始めてました。

その穴が完成して、そこに身を横たえていると
だんだん陽射しが強くなってきた。
そのままみるみるうちに快晴に。
陽射しは痛いほどに強く、
ガラガラだったビーチにも続々と人が出てくる。

ここのビーチが人気なのはとにかく
海がきれいと言うことだろう。

どこまで沖に泳いでいっても
海底の砂の模様がくっきり見える。
海の色は外から見ると
ほんのり緑がかった透明な乳白色で
中に入ると薄いブルー。

波も穏やかで、沖合いにはクルーザーと
イビザの島。

のんびり本でも読もうと思って
ビーチチェアを借りましたが
結局ほとんど海の中にいました。

海にぷかぷか浮かびながら、目をつむっていると
ここが楽園と言われる所以がよくわかります。

砂浜を走って海に飛び込んだり、
原付で島を走ったり、
沖に停泊しているクルーザーまで泳ごうとしたり、
がむしゃらに砂を掘ったり、
なんだか学生の気分に戻って
夕方まで目一杯遊びました。

イビザ島に戻るフェリーに乗るために
原付を走らせているときに
「あーあ、今年の夏休みも終わりかあ」と、
たった2日間遊んだだけなのに
まるで学生の夏休みがおわったかのような
気持ちになっていました。

また是非来たいです。

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イビザの夕日

イビザにはサンセットで超有名な
Cafe del Marというカフェがあります。

この日はきれいな夕焼けが見えそうだということで
最初はこのカフェに行こうとしたのだが
道が混んでそうだったし、
場所も難しそうだったので
ホテルの近くで見えそうな場所を探してたら
ちょうどきれいに見えるところがあった。

地元のカップルや
釣りをしている人がいたりという
日常感たっぷりの中、日常では絶対見られない
美しい夕日がそこにはありました。

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Es ParadisのWater Party

クラブもイビザでは有名。
僕は普段から行く方ではないのだが
せっかくなので行ってみた。

毎日のようにいろいろなクラブで
様々なパーティーをやっているのだが、
金曜日の夜にWater Partyをやっている
Es Paradisにチャレンジ。

2時頃からだんだんと盛り上がり、
上半身裸の男や上半身ビキニの女性、
子供がプールで腕につける浮き袋を
なぜか腕にまいてる人とか、
危険物処理をするような、全身すっぽり覆う
白い作業服の集団などが増え出す。

フロアの中心には天井からゴンドラのような
お立ち台がぶらさがっており、
セクシーな女性が踊っている。

テンションはさらにあがり、
(僕は結構すでに疲れていたのだが)
朝5時半頃に、突然音楽が
雨に唄えばの
I'm singing in the rain~♪
と変わったら、パーティーの始まり。

フロアに噴水のように水が放射される。

全然その水は止まらず、全員びしょ濡れに
なりながら踊りまくり。

ずぶ濡れのTシャツを振り回す人、
女性を肩車する奴、
もう異様な盛り上がり。

一番深いところでは腰までつかるらしい。
カメラを持っていけばよかったなあ。
ちなみに持ってきてる人はちゃんと防水の袋に入れてました。

別のクラブ、Amnesiaというところでは
Foam Partyというものがあります。
こちらは水ではなく、大量の泡が噴射されるらしい。

写真は泡パーティーのポスター。
アホアホな内容だけど
こういうのが楽しい時はあるよね。

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Fideua

今回の旅行では結構ずっとビーチに
いたということもあり、
ちゃんとした、あるいはスペインっぽい食事を
とったのは2回くらい。

写真はそのうちの一回。
高城剛も「世界最高」と言っている
Can Salinesという食堂のFideua。

Fideuaとはパエリアの一種なのだが
お米ではなく、パスタで仕上げてあります。

海鮮の出汁とレモンの風味、そしてパスタの食感が最高です。

周りが塩田で山と海が見える田舎にあるという
食堂のロケーションもなかなかです。

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楽園イビザ

地中海にあるイビザ島に行ってきました。
2日間だけどたっぷり遊びました。

イビザで有名なのは、海、夕日、そして
クラブ。

結果的にどれも楽しむことができました。
写真はCala d'Hort。
最初に行ったビーチです。

沖合いにある島がちょっと幻想的です。
水もとてもきれい。
アクセスもよくなく、駐車場も少ないので
そんなに混まずにプライベート感たっぷりでした。

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2010年8月12日木曜日

ベルリン出張を終えて

2泊3日のベルリン出張が終わったのが金曜日。
パリに戻ってそのまま、次はポーランドに行きました。

ポーランドで感じたことはまた別途書きます。

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カレーソーセージ

ドイツで有名なのは
ビール、ジャガイモ、そしてソーセージ。
ベルリンでもひたすらこれらを食べていたのですが
なかでもおいしかったのが
このカレーソーセージ。

なんのことはない、焼いたソーセージの上に
ケチャップとカレー粉がのっているだけなのだが
ちょっとパプリカ風味のカレー粉が
めちゃくちゃ美味しい。

あー、また食べたくなってきた。

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2010年8月11日水曜日

壁の名残

東ベルリンと西ベルリンを分けていたベルリンの壁。
ベルリンの統一を境にそのほとんどは
壊されてしまった。

それでも悲劇を忘れないためにか、
壁があった場所には、写真のように
壁がここにあったことを示す線が引かれています。

ベルリンは大きく変わった。
会社の会議で冒頭、誰かがスピーチで「Paris is always Paris」
という言葉に対して
「Berlin is always no longer Berlin」
(超うろ覚え)という言葉がある、
なんて言っていたが、
きっと本当にそうなのだろう。

東ベルリンに住んでいたわけでもないし
ほんの数日滞在しただけなのだが
この壁の名残と、明るくなったベルリンを見たら
なんだか自分が歴史の証人になった気がしました。

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2010年8月1日日曜日

チャーリーチェックポイント

西ベルリンと東ベルリンはいくつかの場所で
行き来することができた。
その一つがこのチャーリーチェックポイント。

中学2年の時にバスで
東ベルリンから西ベルリンにはいったとき、
ここだったかは定かではなかったが
検問は厳しかった。

バスの中のチェックはもちろん、
鏡でバスの車体の下をくまなく写して
誰かがひそんでいないかを確認。

このチャーリーチェックポイントの横に
ベルリンの壁博物館というのがあり、
その中に当時どのようにして東ベルリンから
西ベルリンへ密入国したかが展示されている。

トランクを2つつなぎ合わせて、その中に隠れたり
車のシートのなか、ボンネットの中。
気球だったり、軍人に変装してなど。
それを考えると隠れる場所が多そうな
バスなどはチェックが厳しくなるのだろう。

冷戦の最中、世界中でも最も緊張していた
この場所は
今は観光名所となっています。

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昔のブランデンブルグ門

ベルリンが東西に別れていたときは
ブランデンブルグ門はこんな感じ。
当時の写真が近くに展示してあったので
それをぱちり。

これは西側の写真で、門の手前に壁があり
その手前に簡易バリケードがある。

僕が修学旅行で行ったときもこんな感じ。
壁の手前に
「注意!あなたは東ベルリンに入ろうとしています」
(実際にはここからは入れないのだが)
の看板が立っていて、幼心にもなんだか
本当にヤバイものがそこにある、というのがわかった。

東ベルリン、というか東ドイツにも
当時行ったのだが、コーラが不味くて
なんだかすべてがモノクロのように記憶されてる。


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