シャネルの香水No.5のCM。
おそらく去年のバージョンで
主演はオードレー・トゥトゥ(あってるかな。。。)
YouTubeでも見られると思うのですが
イスタンブールに来て、妙にこのCMが
頭の中で流れます。
オリエント特急と思われる
寝台列車の中ですれ違う男女。
おたがい気になるのだが、気になるだけで
列車はイスタンブールに到着。
オードレー・トゥトゥは駅から
フェリーに乗り込む。
フェリーで写真を撮っていると
偶然すれ違う船の上の彼を撮っていた。
イスタンブールを離れる日、
イスタンブールの駅で二人はとうとう出会う。どこはかとなく漂うオリエントの香り。
こういう内容なのですが、
この舞台がしっくりくるのはこの街以外に
ないでしょう。
アジアとヨーロッパの境。
イスタンブールにはアジア側と
ヨーロッパ側の両方に
駅があり、それぞれが終着駅。
そこからはフェリー乗り場がすぐ。
フェリーを、特に旧市街に降りると
喧騒とモスク、粗っぽい運転、
トルコやイスラムの人たち
時間によっては大音量で流れるコーラン、
訳のわからない言葉での呼び込み。
日常の生活にはどれもないものばかり
でも駅に行けば日常があるウィーンまでは
直通電車で48時間ほど。
近いようで遠い、でも確かに繋がっている。
シャネルのCMといい、
沢木耕太郎の深夜特急といい、
様々な舞台として登場するこの街は
まさに旅情溢れる街のように思います。
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